不思議な縁

今年春先入居してきたHさん。ショート利用しながらホームの空きを待っていた。

     奥様が末期ガン、ご本人もガンを患っておられるが進行はいまのところない。息子さんが自宅でお母様の最後となる一時を大切に過ごしていたが限界がやってきた。

私たちの提案でお母様にもショート利用してもらい、家族三人で過ごす時間を作りました。

最後は病院でと決めていたのですが、病院はギリギリまでいきたくないというお母様の思いもあり、でもここ一週間もうその時が来ていりような気がしてました。が、何より息子さんもまだ死を受け入れ難く戸惑ってる様子でした。

思い切って話してみたの。どこで最後を迎えたいの?と。病院に行くなら今しかないよと。息子さんは「もう時期のがしちゃいましたよね。」とポツリ。「良かったらあんきで最後迎えませんか?皆さんが一番したいようにして下さい」

それからバイタルがとれなくなってからの三日間がはじまりました。

お母様の会いたい人には昼夜とわずきてもらい、息子さんはあんきから出勤し、認知もあるHさんには寄り添い、訪看さん、ケアマネさんと連携とりetc、

顎呼吸になっても三日間頑張り抜いたお母様は今朝7時まえにHさん、息子さんに看取られ静かに旅立ちました。

お化粧を施したお母様の顔を見て「きれいだなあ。惚れ直したよ」とHさん。

Hさんが入居してから知ったのですがHさんご夫妻は私の大好きだった友人の仲人さんでした。友人は若くして亡くなりましたが、あんきに導いてくれたのは由紀ちゃんだね。

代わりにお見送りさせてもらったよ。Hさんご夫妻はいつもあなたの事話していたよ。たくさん思い出話できたよ。

お母さん、お空の上で由紀ちゃんにあんきの話をしてあげてね。まりこの頑張りきかしてあげてね。

Hさんは奥様が帰られた後、私のところへ来て「床屋を頼んでくれんかなぁ」と。Hさんらしい言葉に涙を堪えながら「了解です」と答えました。

人の縁で繋がっています。大切にしたいです。

2016年06月11日(土) 13時42分44秒 from あんきの小町