今日の主役は…

88を無事にむかえることができました。ゆきこさんです。

ゆっくりだけど確実に元気になって、娘さん曰く、「母はあんきの人になっちゃって、幸せに暮らしてます!」です。

ミキサー食のゆきこさんにって宮下くんがエプロンして用意した握り寿司

 

クオリティーにこだわる彼は載せる事嫌がったんだけど、いいじゃない!

他の方もお祝いだあ、という事でちらし寿司

今月はまだまだ続く。うれしいハッピーバースデー!

 

 

七夕メニュー

今日は七夕。色のきれいなそうめんにカードを添えて、楽しく幸せな毎日でありますように…厨房スタッフからのメッセージ!

コロナが早くおわりますように、が一番多かった。

飯田地方は月遅れだから、8月7日に盛大に七夕祭りです。

笹の葉飾りもこれからなの!

7日は市内の麦わら祭り。遠くで見えました。飯田の夏が始まります。

お別れの日

とうとう、ひささんとお別れのその日が来てしまった。

約2ヶ月余り、食事が摂れなくなってからもゆっくりと、お孫さんとの約束を果たすかのようにひささんは頑張っていました。

お孫さんは音楽の先生で、6月末に音楽会を控えていてどうしてもおばあちゃんに集中できない日があり、どうしても、音楽会までは、という思いで、それでも仕事の合間には会いに来てくれて…。

ひささんはその音楽会の日の午後11時すぎにしずかに息をひきとりました。

ひささんは一人暮らしで、最初は通いをとうして小規模を利用していました。帰りには畑の大根やほうれん草を収穫してゆく明るいおばあちゃん。足の膝の手術から一人暮らしが難しくなり、泊まりサービスに切り替えました。

夜勤のお兄ちゃんたちに「あんちゃ、一緒に寝るかな?」と誘い、粋な会話が得意で漬物好きで、あんきが好きで思い出いっぱい残し、笑顔いっぱい残して、逝ってしまいました。

ぽっかり空いた空白にみんな戸惑ってます。でもひささんはきっと、そんな事じゃあ、だめだに!って私達のオケツを押してくれると思います。

 

95歳を6月2日に迎え、なんか奇跡が起こってくれると思っていたの。

食べれなくても気持ちよく目を閉じてるだけだと思っていたかったの。

小規模のみんながひささんの看取りをさせて戴き、成長できた気がします。まだまだ大好きなおじいちゃには会えてませんか?もうう少し毛賀の空の上にいてみんなを暖かく包んでいてほしい!

(おうちの方に許可をいただきましたので、)ひささんこと久子さん、本名で今日は簡単なサヨナラにします。久子さんがお盆が過ぎてあんきのすぐそばのお墓にはいったら、サヨナラします。

まだまだ未熟な私達を見ていてください。久子さん。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

最後まで生きぬいて

この一週間は、とても悲しい一週間だった。

二人の方をお見送りした。

コロナ禍でご家族と思うように過ごせないはがゆさ。このお二人の方は、コロナさえなかったらご家族がいっぱい会いに来てくれ、一緒に外出し、とうてい私たちではできないなれない、親子の絆の強い方々でした。

95歳のお誕生日を迎える1ヶ月前くらいから体調崩し、段々と食べられなくなり、点滴も意味を持たなくなりお誕生日のその日にコトンと呼吸が止まり眠るように逝ってしまいました。

もしかしてお誕生日に間に合わないといけないと、前日花束を娘さんが持って来てくれました。お誕生会用の夏服も着ました。でも、がんばって6月15日を迎えてリクライニングでフロアに出て皆さんにお祝いしてもらいました。そしてその夜でした。

この優しい笑顔が大好きでした。

みんなで、最後までくちずさんでいたももたろさんとどんぐりコロコロを歌いさよならしました。

 

 

そして、あんきのお父さん。あんきのフロアを案ずるようご自分の場所でそっと旅立たれました。

大きな病気を抱えながらも、素振りも見せず口癖は「大丈夫大丈夫、俺は柔道やってたから体に自信があるんだよ」でした。どんな行事もお父さんの仕切りがないと始まらないのです。

昨日、最愛のご家族の元の帰られました。

 

やり遂げた感が全くなく、ポッカリ穴が開いてしまった。たぶんみんなそうだと思う。

たくさんのこと、体と心と、そしてご家族から教えていただきました。一人一人思いが違って、うまく添うにはまだまだ未熟です。もう一度初心に戻り、人に接することの重大さを学んでいきたいです。

お別れはつらいですが、せめてあんきらしく笑顔で明るくさよならします。

ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。私たちの事も、できたらずっと見ていてください。

 

 

 

 

 

ともちゃん

利用者の方にこんな呼び方はいけないと知りつつ、わたしたちの中では ともちゃんなのです。

今日はお風呂に入って髪をそめて、とっても綺麗です。

元気になれば一番うれしい。元気になる場所でありつずけたい。

それがあんきの森です。

ものすごく、ありがとうでいっぱい

95歳をもうすぐ迎えようとしているひささん。

もう全然口を開けてくれなくて、一日に1本の点滴と家族と職員の温かい眼差しの中で一日一日をやっと乗り越えています。

私の日課はというと出勤し車を止めひささんの居室を外から覗くこと。レースのカーテンがしてある時や障子が閉まっている時は、ちょっぴりガッカリする。

まあ、普通に小規模に行って顔を見ればいいのだけど、その前になんとなくのルーティン。

昨日も普段通りに回ってみると、ひささんが見やすいようにしっかり障子とレースのカーテンを開けてくれてあった。

小さな心配りに感動してしまい、うれしかった。こんな職員たちに囲まれて、もしかして人生の終焉を迎えようとしているひささんは、幸せかもしれない。

コロナ禍で家族が思いっきり看取りの場に参加できないのは悲しいことだと思う。

でもちょっとでも安心してもらえたらいいなあと心からおもう。

もちろん創意工夫して家族の方にも納得できるようしてはいるけれど…。

今日はなんだかとても穏やかな顔をしていた。 

 

五月五日

連休最終日、子供の日。お天気も悪く何だか肌寒い。

こんな日は温かいお風呂でまったりしたい!

菖蒲湯です。

言われはいろいろあるそうですが、厄除けみたいな感じでしょうか?コロナ退散の願いもこめています。

できることを精一杯しています。まだまだ、ですが。

外出もままならない今、お風呂はその人の思う存分のお風呂に近づけたいと思っています。

今日は柏餅が3時のお茶受けに出るんです。みんな大好きだからお昼食べながらウキウキしています!

 

 

お花見

感染予防しつつ、出来る限り楽しみたい。

なかなか難しく、ただ黙ってお食事もホントはさみしく。

でも今はみんなが我慢している。今年も。

お弁当はもちろん手作り。あんきのおこぎも入ってます。

美味しいし、久々の庭ランチで心が弾む。桜じゃなくて花桃とチューリップと菜の花とだけど十分すぎるほど。そして暖かいお日様と麦わら帽子。

花より団子の私も流石にうっとり。毎年の景色でも、やっぱりあんきはいいところだなあとおもう。

今は職員も一緒に笑って食べることができないけれど、一日も早く一緒に食べたい!

 

 

 

令和3年度、入社式

フレッシュな3人を迎え無事入社式が出来ました。

この真新しい気持ちを裏切らない介護と環境で、ますますあんきは盛り上がっていきます!

この時期限定のお風呂

これが、お風呂から見える景色です。

お花見風呂🌸です。今だけ限定。

先週、土日に咲き誇ってしまいました…

うっとり、おかあさん!全部合わせて1時間くらい入ってたかなぁ?

お昼になっていたけど、もうちょっとって、

いいんだよ。気持ちよくはいってね。

いいなあ、来年も見れるかなあ?  来年も見るよ!

花桃の奥に大きな桜も咲いています。水仙もタンポポの黄色も、モンキチョウもみんなみんな見えます。

思わず口ずさむ、春が来た。

ミキエさんは北国の春でした!

春はほんとにいいです。冬を乗り越えたから、

はやくコロナも乗り越えて、思いっきり叫びたい!